ノコギリでまっすぐ切るのって意外と難しいんですよね。
ノコギリでうまく切れなかったり、まっすぐに切れないという方に、今回はちょっとしたコツでまっすぐ、簡単に切ることができるコツを紹介します。
この記事で分かる事
- 木工用のこぎりの種類
- のこぎりの使い方
- まっすぐに切るコツ
のこぎり刃の種類【木工】
のこぎりには『電のこ』、『丸のこ』といわれる電動のこぎりと、『手のこ』といわれる手びきのこぎりがあります。
今回は『手のこ』といわれる手びきのこぎりの種類を紹介します。
横引きのこぎり
木材の木目に対して垂直に切るためのノコギリ
横引き用のノコ刃は細かい刃がたくさん並んでいて、刃が互い違いになってます。
この刃が互い違いになっているのを「あさり」と言います。
縦引きのこぎり
木材の木目にたいして平行に切るためのノコギリ
横引き用のノコ刃とは違って刃が大きく、間隔があいています。
のこぎりの種類
のこぎりには使いみちによって色々な種類があります。
今回は、木を切る時に使う3種類ののこぎりを紹介します。
両刃のこぎり
横引き用の刃と縦引き用の刃がついているのが『両刃のこぎり』
これ一本持っていれば横も縦も切ることができて色々な工作に使うことができます
片刃のこぎり
片方にだけ刃がついてるのが『片刃のこぎり』
横引き、縦引きどちらかの刃が付いているのこぎり両刃まではいらないよ!という方におすすめ
替刃は両刃のこよりも安価なものが多い印象
胴付きのこぎり
刃が細かく、切り口がきれいなのが特徴ののこぎり、薄い木材、組木など精密なものを作るときにおすすめ。
背中に胴が付いているので厚い板を切るような作業には向いていません。
ノコギリの使い方
- 切り始めはのこぎりを立てないで寝かします。
- 切り進んでいくにつれてのこぎりを立てる。
- 切り終わりは切る速さを少し遅くする。
まっすぐ切るコツ
のこぎりは刃の重みだけを使って肩を軸に引いて切る
押し付けるように切ってしまうと、切り口がぶれてしまいます、刃の重みで切ることを意識しましょう。
のこぎりを動かすとき、押すように切ってしまうと、刃がたわんでしまい、切りにくくなってしまうので、引いて切ることを意識する
その時に腕ではなく肩を軸に引くようにするとまっすぐ切りやすくなります。
切りやすくするコツ
のこぎりで木を切っていくと途中で刃が滑らなくなり止まってしまうことがあります。
その原因が切っていった木がのこぎりの刃に当たって摩擦が強くなってしまい刃が滑りにくくなります。
下に敷く角材を増やすことで切りやすくなってケガもしにくくなります
注意点
のこぎりはあやまった使い方をしてしまうとケガをしてしまうキケンがあります。
のこぎりの刃は包丁などの刃物と違ってギザギザしています。
ギザギザの刃で傷口がズタズタになってしまい、傷痕が残ってしまうかもしれません。
ケガ防止のおすすめアイテム
作業するときに手袋をする事でケガをふせぐ事ができます。
手袋をはめて作業をすることをおススメしますが、布製だと刃が手袋の繊維の絡んでしまい、思わぬ事故につながる危険があるため、革製の作業用手袋がおすすめです。