地震や台風、水害などの自然災害に備えておきたいのは、食料や飲料水のほかにトイレットペーパー、生理用品、紙おむつなどがあります。
その中でも備蓄品として備えにくいものといえば電気
乾電池などを備えているご家庭もあると思いますが、乾電池はラジオやライトを使うためのもの。
夏に停電が起こった時、エアコンを付けていてもつらいのに、エアコンが止まってしまったら熱中症になる危険あります。
乾電池ではエアコンや冷蔵庫などの家電を動かすことが出来ません。
参考に、首都直下地震では各ライフラインの復旧目標日数というものがありますがその中では電気は6日となっています。
内閣府による首都直下地震等による東京の被害想定によれば、各ライフラインの復旧目標日数は、電気で6日、上水道で30日、ガス(都市ガス)で55日となっています。
引用元:tenki.jp
真夏の厚さを6日間電気を使わずに耐えられることは出来ますか?
停電は地震のほかにも水害や台風、火災などさまざまことで起こる可能性があります。
万が一に備えに食料品や生活用品のほかに電気を備えておくことも大切ではないでしょうか。
防災用としてのポータブル電源の選び方
ポータブル電源を選ぶ基準は使う場面はどんな時かです。
キャンプなどのアウトドアだけであれば出力よりも持ち運びやすさで選ぶ方がよいと思います。
ただし、防災用となると持ち運びやすさよりも容量で選んだ方がよいでしょう。
選ぶ3つのポイント
- 容量
- 充電方法
- コンセントの数
停電でも動かしたい家電と必要な電気容量
停電の時でも動かしたい家電は熱中症やなどを防ぐためのエアコンや生鮮食品を腐らせないための冷蔵庫が思いつくと思います。
エアコンと冷蔵庫で特に消費電力が多いのがエアコンです。
起動時の消費電力はメーカーや機種により異なりますが、平均として1500W、そのあとは400W程度の消費電力で動かすことが出来ます。
エアコンを動かすためには最低でも2000Wは必要です
エアコンの消費電力はメーカーや機種によって異なるので、説明書やメーカーに問い合わせて下さい。
エアコン以外の家電製品やペットのためにも
普段の使っているスマホやテレビなどの家電製品のほかにも炊飯器を使うためにもポータブル電源を備えておくことが大切です。
また、熱帯魚や海水魚などの飼育装置が停電で止まってしまうこともあります。
停電の期間が長くなってしまうと無酸素状態になってしまい、魚に負担がかかってしまうので、ペットの命を守るためにもポータブル電源を備えておくことは大切ではないでしょうか。
日常生活でも使えるポータブル電源
日常生活でも使えるポータブル電源でおすすめなのがJackery2000 Plus
リン酸鉄リチウムイオンバッテリーは4,000回サイクルの放充電を行うことが出来、10年以上使うことが出来ます。
ながく使うことが出来るので、防災用の備え以外でも日常生活で使うことで電気代を節約することが出来ます。
しかも4,000回サイクル以降も工場出荷時容量の70%以上を維持できるようになっています。
Jackery2000 Plusは定格出力3000Wと高出力なのでエアコン以外でもたくさん使うことが出来ます。
我が家のエアコンは木造10畳用で425Wのものなので、満充電で約3時間30分動かすことが出来ます。
詳しくは使っているエアコンの説明書を確認して、分からなければメーカーに問い合わせてください。
充電方法は3つ
充電方法
- 家庭用電源
- ソーラーパネル
- シガーソケット
充電は、家庭用電源のほかにもシガーソケット、ソーラーパネルで充電が可能です。
ソーラーパネル200Wが1枚付いて、必要により増やすことも可能です。
このパネルがあれば天候にもよりますが、夜に使い、日中に充電すれば停電の復旧に時間がかかっても使い続けることが出来ます。
今回は防災のためのポータブル電源を紹介しました。
他に防災アイテムを紹介しています。ぜひ読んで下さい。