【初心者必見】「ふたえつなぎ」で困ったを解決!結び方と注意点は?

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ロープの長さが足りなくて、ロープをつなぎ合わせたいけれど、太さが違っていたり、ザイルだったり、またはロープが濡れてしまっていたりしたときどうしていますか?

この時に「本結び」でつなぎ合わせてしまうのは危険。

「本結び」は基本的に、三打ちロープで同じ太さのロープや乾いているロープをつなぎ合わせる時に使う結びなので、誤った結びを使ってしまうとケガや事故につながる危険があります。

今回は、ロープを長さを足したい時に役に立つ「二重つなぎ」という結びを紹介します。

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「二重つなぎ」(ダブルシートベント)ってどんな結び?

ダブルシートベントとも言われている「二重つなぎ」ですが、使い方は、次の2つです。

  • 太さの違うロープをつなぎ合わせる
  • 濡れたロープ同士をつなぎ合わせる

用途が同じ「二重つなぎ」と「ダブルシートベント」ですが、気をつけてほしいのが、端末の処理方法

下の写真のように、消防機関が使っているような三打ちロープで作るときは、「二重つなぎ」

ザイルなどで作るときは、「ダブルシートベント」と使い分けてください。

「二重つなぎ」

ダブルシートベント

ほかにも「一重つなぎ」という結び方もあります。

「一重つなぎ」は、太さの違うロープのつなぎ合わせには適していますが、濡れたロープ同士をつなぎ合わせるには適していないので、気を付けてください。

「二重つなぎ」と「ダブルシートベント」の結び方

太いロープや濡れているロープ(以下:太いロープ)を折り曲げ、細いロープや乾いているロープ(以下:細いロープ)は折り曲げたロープに巻き付けるように結んでいきます。

左手に太いロープを折り曲げて持ちます。折り返した輪の中に細いロープを通し左手の人差し指にかけます。

左手の人差し指にかけた細いロープを太いロープに1回巻き付けます。

1回目に巻き付けた細いロープの外側に2回目を巻き付け、右斜めの方向に出します。

左手がないとこの状態です。

「二重つなぎ」の端末の処理

太いロープ(左からきているロープ)の端末の処理は太いロープに半結びをかけます。

細いロープ(右からきているロープ)は止め結びをして完成です。

「ダブルシートベント」の端末の処理

ダブルシートベントの端末はリトレースで処理します。

細いロープ(端末の色がグレーのものです)はある程度の長さを出します。

細いロープの端末を折り返して、太いロープ(端末の色が青いもの)と同じ動きをさせます。

リトレースをした後に、形を整えて(ドレッシング)完了です。

「二重つなぎ」で注意すること

太さの違うロープや濡れたロープ同士をつなぎ合わせることが出来る「二重つなぎ」はとても便利なんですが、結び方を間違えてしまうと結びがほどけてしまったりして、誤った使い方をすると思わぬ事故につながることがありますので注意してください。

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