雪庇落としを買おうとしたけれど、すべて売り切れで困っていませんか?
私も市内のホームセンターや金物屋さんを回りましたがすべて売り切れでした。このままでは雪庇の下にあるエアコンの室外機に直撃してしまうと困っていましたが、自作の雪庇落とし棒を作って雪庇を落として、室外機を守ることが出来ました。
この記事では分かること
- ホームセンターにある材料で雪庇落とし棒を作る方法
- 材料とかかった費用
- 自作雪庇落とし棒を使う際の注意点
ここ数日の寒波で各地で降雪量がとんでもないことになってきていますね。
私の住む地域もかなり降っていて、カーポートが雪の重みに耐えきれなくて壊れてしまう家も多く、我が家もカーポートの雪下ろしを2回しています。
そろそろ家の屋根も雪を下ろさないといけないなぁ。と見てみたら、今まで見たことのないほどの雪庇が出来ていました。
しかも、その雪庇の下にあるのは、リビングのエアコンの室外機。
あの雪庇が室外機に直撃したら間違いなく壊れてしまう。
雪庇落とし棒を買うために急いで近所のホームセンターや市内のお店をすべて回りましたが、どこも売り切れ。
ここで諦めたら、エアコンの室外機にあの巨大な雪庇が当たったら間違いなく壊れてしまう。
けど、雪庇落とし棒が売ってない。
室外機が壊れてエアコンを買い換えるはめになることだけは避けたい。
人生のうち心配事の約9割は起こらない。と言われていますが、残りの1割が起こるってことですよね?
この1割が雪庇の室外機アタックになってしまったら暖房器具の無い家で過ごすことになってしまう。それだけは避けなければいけない。
よくよく考えてみると、雪庇落とし棒は、長い棒の先端に雪庇を切り落とすワイヤーが付いているだけ。
これなら自分で作ることも可能じゃないか。と、いうことで思い切って自作することにしました。
そこで考えたのは、
- 屋根まで届くような棒があるのか?
- もし届いても重い棒だと不安定になって操作しづらい
- そして、軽自動車に乗せて帰るためには長すぎてはダメ
- 最後に、先端に何を付けるか。
といこと
屋根まで届く棒はあるの?
そもそも、長い棒が必要なのに、長すぎると軽自動車に乗せられない。という時点でほぼほぼ詰んでる。
そんなことを考えながら、ホームセンターの店内を何周もグルグル回ってふと思いついたのが、この物干し竿。
伸縮することが出来る物干し竿で、一番縮めた状態なら2.16m、そして、最長4mまで伸ばすことが出来る。
2.16mなら、私の軽自動車にも乗せることが出来る。
そして、屋根の高さは約8m。しかも1m以上雪が積もっていて、私の身長(180㎝)を足せば、6mあれば余裕で足りる。
となれば、2本つなげることが出来れば、雪庇まで届くことが出来る。

雪庇まで届かせることが出来ればもう目的の半分は完了したようなもの。
この棒をどうやってつなげる?
次の問題は、どうやってつなげるか。
ジョイントを使ってつなげるか・・・ちょうどいいジョイントが売ってない。売っていても強度的に不安
次に、穴を開けてボルトで固定してつなげるか・・・こっちも、強度的にちょっと不安
手の込んだことをしないのが一番の近道じゃないかと考えて、結束バンドと紐で固定することに。
これなら、2本合わせる方は伸ばさなければ、外筒と内筒である程度の強度はあるだろうと考えました。
手順
- つなぐ方の物干し竿3か所に結束バンドでしっかり固定
- 紐で巻き始めに巻き結びする。
- 紐で締めながらグルグルとしっかりと巻いていく。
- 巻き終わりも巻き始めと同じように巻き結びで締める。
巻き結びが不安な方は「【初心者必見】巻き結びを使いこなすにはこれだけは覚えておこう」をぜひ読んでください。
巻き結びは簡単に出来る結びですが、使い方しだいでは、様々な用途に使える万能な結びなので、覚えておいて損はないです。

先端に何を付ける?
雪庇を崩すのに棒のままだと効率が悪いので、先端に薄い板か針金を取り付けて切り取れるようにしたい。
スコップだと先端が重すぎて危ないし、万が一棒が折れたり、スコップが外れてしまったら危険。それに、スコップだと下からまっすぐに刺すのはまず無理。
たとえ、削ることが出来ても、スコップの刃が斜めになっているので、切った雪がお隣さんの家に当たる危険が高い。
下から突き上げてるよりも上から下に引く方が安全だし、体力的にも負担が少ない。それか、横に切るようにしていけば簡単に切り落とすことが出来ると考えました。
まず最初に試したのが、先端にノコギリ括り付けて、横に切っていく方法
使ったノコギリの刃は、ボロボロで、捨てようとしていたものを使いました。
軽くて、取り回しもしやすかったけれど、ノコギリの刃が柔らかくて当てても思ったように切れなかったです。
次に試したのは、ちり取りで下から突き上げて削っていく方法
これは、意外とサクサク削ることが出来たんですが、ちり取りがプラスチック製だったので、数回で固定したところが割れてしまいました。
金属製ならこのまま使えたと思います。
最後に試したのが、L字の金属プレート。
この方法が一番切れて、削ることが出来て、10分くらいで削り終わることが出来ました。

材料にかかった費用
使った物は
- 伸縮物干し竿×2本
- 結束バンド
- 紐(10m)
- L字の金属プレート
かかった金額は全部で3,000円程度。これなら雪庇落とし棒を買うよりも全然安い。しかも、物干し竿は雪庇落としが終わればそのまま本来の用途で使うことも出来るので、数年に1回程度のことなら全然ありだと思います。
自作雪庇落とし棒の注意点
安く雪庇を落とすことが出来ましたが、使った材料は本来の使い方とは違うので、必ず自己責任で、安全最優先です。
注意点1:つなぎ目側の「内側の棒」は伸ばさない
試してみましたが、かなり力がかかっていて、折れそうになりました。
注意点2:固定は“結束バンド+紐”で確実に
固定が緩いのはとても危険。外れないように確実に固定してください。もし緩いなと思うようなら結束バンドの数を増やすか、紐の締めを強くしてください。
注意点3:ヘルメットは付けた方がいいです
雪庇の雪って、思った以上に重かったです。
少しずつ削りましたが、それでも落ちる雪はズシンときて、腕に当たった時はかなり痛かったです。
注意点4:雪庇の真下で作業しない
これは本当に大事です。
真下を避けて、落ちる方向も考えて作業をしてください。
使ってみた感想
- L字の金属プレートでもサクサク切ることが出来る。
- 積雪もあって雪庇まで余裕で届いた。
- 自作雪庇棒は運ぶときは軽く感じたけれど、縦の動き(上下に動き)は重くて、かなり肩の筋肉を使いました。
- ブレ防止に、左腕を伸ばして、ガイドのようにして右手で棒を上下に動かすとブレにくいです。
- 無理に雪庇棒を買わずによかったと思います。
と実際に使ってみて、応急的でしたが無事に雪庇を落とすことが出来ました。
まとめ:売り切れでも、応急処置はできます(でも安全最優先です)
雪庇落とし棒が売り切れでも、ホームセンターの材料で雪庇落とし棒を自作して応急的に対応することが出来ました。
- 伸縮物干し竿×2本で長さを確保
- 結束バンド+紐でしっかり固定
- 先端はL字金属プレートが相性よし
- 真下に立たない、ヘルメット推奨、無理しない
これで、室外機を守れたのはかなり大きかったです。
またこんなことにならないよう、春になったら、エアコンの室外機に雪囲いを作ろうと思います。
