ペットボトルに入れられて販売されている水
コンビニやスーパーで販売されているものから、10年保存水といった災害備蓄用に販売されているまでさまざまな種類がありますよね。
販売されている飲料水には賞味期限が記載されています。
が、賞味期限が切れてしまったらいつまで飲むことが出来るのか切れてしまったらどうなるのか気になりませんか?
そんな疑問について調べてみました。
ペットボトルの水は腐らない?
ペットボトルの水は、いつまでも飲むことが出来るようです。
なぜなら、ペットボトルの水は理論上腐らないから。
ただし、未開封の場合なので、一度でも開封されてしまったものは腐ります。
開封したものは、早く飲み切ることをおススメします。
また、切れてから相当な年月が過ぎたものはなんとなく飲む気になりませんよね。
そんな時は、災害時や何かを洗う時に使ったりしてはどうでしょうか?
腐らない4つの理由
- 無菌の部屋で容器に入れられているため
- 無菌の容器(ペットボトル)に入れられているため
- 加熱・ろ過等の処理をされた水が入れられているため
- 細菌などが入ることが出来ない容器に入れられているため
厚生労働省により食品別に基準が決められていて、清涼飲料水についても定められていて、加熱やろ過することで菌が取り除かれているそうです。
厚生労働省:食品別の規格基準について(外部リンク)
賞味期限がある理由
腐らないのになぜ賞味期限があるのでしょう。
それは計量法が関係しているんだそうです。
計量法で2リットルのものは10%(20ml)、500mlのものは2%(10ml)減っているものは販売してはいけないとされているそうです。
ペットボトルは通気性があり、少しづつですが水の分子が出ていき容量が減ってしまうそうです。そうすると計量法に違反してしまう。そのため賞味期限があると言われています。
10年保存等の長期間保存できる保存水に使われているペットボトルは水の分子が抜けにくい特殊な加工がされているため、賞味期限が長くなっています。
備蓄していた水のペットボトルを出してみたらへこんでいたりしたものを見たことがありませんか?あれは、長年保管されたことにより、水の分子が少しずつ抜けた結果、ペットボトルがへこんだのです。
そもそも賞味期限とは、美味しく食べられることが出来る期限なんですよね。期限を過ぎたからといって食べられなくなるものではありません。
賞味期限(おいしく食べることができる期限です!)
袋や容器を開けないままで、書かれた保存方法を守って保存していた場合に、この「年月日」まで、「品質が変わらずにおいしく食べられる期限」のこと。スナック菓子、カップめん、チーズ、かんづめ、ペットボトル飲料など、消費期限に比べ、いたみにくい食品に表示されています(作ってから3ヶ月以上もつものは「年月」で表示することもあります)。この期限を過ぎても、すぐに食べられなくなるわけではありません。もし、賞味期限が過ぎた食品があったら、大人の方とそうだんしてから食べましょう。
出典:農林水産省Webサイト(https://www.maff.go.jp/j/syokuiku/kodomo_navi/featured/abc2.html)
食品は表示されている保存方法を守って保存しておくことが大切です。ただし、一度開けてしまった食品は、期限に関係なく早めに食べるようにしましょう。
ペットボトルの水の保管方法
直射日光はボトルを劣化させてしまう原因にもなりますし、水が凍ってしまうと膨張してボトルを傷つけてしまう恐れがあるので避けましょう。
また、ペットボトルには通気性があるため、匂いの分子が中の水のうつってしまうかもしれません。
匂いの強いものと一緒の保管はしないほうがおすすめです。
- 直射日光は避ける
- 水が凍らないようにする
- 匂いの強いものと一緒に保管しない
次の記事ではロープワークを紹介しています。覚えておけばキャンプや災害時など万が一に備えておくことが出来ます。ぜひ読んで下さい。
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