「巻き結び」の使い方
巻き結びの使い道はたくさんあるので、覚えておいて損はないです。
- 木の枝や薪を束ねたいとき
- ロープの途中や端末で何かに結びたいとき
- ロープを張って境界線を作りたいとき
- ロープで何かを引っ張り上げるときに手を放してしまってもロープが落ちないようにしたいとき
- 長さを調節しながらロープを張りたいとき
- 物をロープで固定したりするとき
バケツにロープを結んで海や川の水を汲む時に手を滑らせてバケツを落とさないために近くの木やボラードなどの地物に結んだりして使うのに便利な結びですよ。
ただ、この時にロープの内側いると誤って水の入ったバケツなどの重量物を落としてしまうとロープに足元をすくわれて川や海に転落してしまうキケンがあります。
必ずロープの外側にいるようにしてください。
また、川や海の近くで何か作業するときや小さなお子さんには必ず救命胴衣を着る・着させるようにしましょう。
巻き結びの簡単な結び方とコツ
その1 端末で作る巻き結び
同じ向きから2回巻くだけです。
巻き結びは簡単に結べますが、ロープが動いて結びが緩んでしまう事もあります。結びがほどけないよう、半結びをしましょう。
その2 ロープの途中で作る巻き結び
このように輪を二つ作り結びたい地物やものに2つの輪を通して結ぶことも出来ます。
注意すること
結びやすくほどきやすい「まき結び」ですが、ロープが痛んでいたりすると強度が落ちて引っ張ったときにロープが破断してしまったり、間違えた結び方や使い方をしてしまうとケガや事故につながります。
結ぶ時は、力がかかっても大丈夫な場所か?
使い方は間違えていないか?
など、使うロープ、結び方、結ぶ場所、使い方を必ず確認するようにしましょう。
- 使うロープは痛んでいないか
- 結び方は間違えていないか
- 結ぶ場所は力が加わっても大丈夫か
- 使い方は間違えていないか
巻き結びのほかにもさまざまなロープの結び方を紹介しています。
色々な結び方を組み合わせる事が出来るようになると、キャンプや日常生活のほかにも災害時など色々な時に役に立つことができます。
次の記事ではさまざまな結び方を紹介しています。ぜひ読んでみてください。