インパクトドライバーを使ってみたいけど、「これで合ってるのかな?」と不安になること、ありますよね。
この記事では、DIYで木工やちょっとした修理をしながら、失敗しにくい手順や安全のコツを発信しています。インパクトドライバーはとても便利ですが、慣れないうちはネジをなめたり、木が割れたりしがちです。
そこで今回は、インパクトドライバーの使い方を、初心者でも失敗しにくい順番で分かりやすく解説します。
使い方のポイント3つ
インパクトドライバー使い方で、まず押さえたいポイントは次の3つ。
- ビットは「ネジに合うサイズ」を使う(合わないと、なめやすい)
- 本体はビスに対して「まっすぐ」当てる(斜めは失敗の元)
- 最初は弱く回して、最後は締めすぎない(木割れ・空回り防止)
基本の流れはこれです。
- ビスを片手でつまんで、打ち付けるものに当てます。
- ビットをビスに軽く押し当てます。
- 低速で締めていきます。
- 仕上げは締めすぎない
これを意識すれば、失敗しません。
気を付けたいポイントは?
初心者が気を付けたいポイントを紹介します。私も慣れるまでは、うまくいかず、板を割ったり、材料を痛めたりしてしまいました。
- ビスに対してインパクトを斜めに押し当ててしまう(滑ってズレる)
- 締める前にインパクトを強い力で押しあててしまう(材料を傷つけるおそれ)
- 硬い木などに下穴なしで打ち込む(割れ・曲がりが起きやすい)
インパクトはネジに対してまっすぐ当てるようにしましょう。斜めに当ててしまうとビスにしっかり当たらないままビットが回転してしまい、ビスとビット両方を痛めてしまいます。
作業スペースが狭かったり、場所的にまっすぐに当てることが出来ないときは、フレキシブルシャフトを使うとしっかり締めることが出来るのであらかじめ準備しておくといいですよ。
ビスを締める前にインパクトを強く押し当ててしまうと、ビスが倒れて材料を傷つけてしまう恐れがあるので、ある程度ビスを締めるまでは力加減を調整してください。
硬い木や、端の方にビスを打ち込むときに気を付けないと、板が割れてしまったり、ビスが曲がってしまうことがあります。予防方法として、下穴を開けてから打ち込むことで防ぐことが出来るので、心配な時は下穴を開けてから打つようにしましょう。
下穴を開けるには、木工用と鉄工用のドリルがあるので心配な方は準備しておきましょう。
また、ビスも細ビスを準備しておけば間違いないです。
作業に必要なもの
インパクトドライバーで作業をするときに必要なものとあると便利なものを紹介していきます。
インパクトドライバーを活かすには、実は「ビスを打つ前の下準備」も大事です。
とくに木材の切り口がガタついていると、板が浮いてビスが噛みにくくなり、なめ・空回りの原因になりがちです。
「手ノコでまっすぐ切れない…」という方は、こちらのコツがかなり効きます。
▶︎ 【DIY初心者】手ノコギリでもまっすぐ切れるようになるコツ7つ
必要なもの
- ビスに合うビット(プラス、六角など)
- ビス(用途に合う種類・長さ)
- 保護メガネ
ビスに合うビット、外したいネジのビットを取り付けなければ、ネジがなめてしまったりしてしまうので、作業に合ったビットを選ぶようにしてください。
ビスは、木工用なのか、鉄工用なのか、長いものから短いもの、細いものなどさまざまな種類があります。使う部材に合わせたビスを準備しましょう。
保護メガネは、しておくべきだと私は思います。
ビスを閉めているときにビットがかけて飛んでしまうこともありますし、作業をするときは目を保護するのは絶対です。
あると便利
- 下穴用ドリルビット
- フレキシブルシャフト
下穴用のビットは、木工用、鉄工用など用途に合わせてあると便利です。
私は、DIYでフェンスを立てた時に、鉄工ビスと鉄工用下穴ビット、木工用下穴ビットを併用しました。
無理にビスを打ち込んだ時に、材が割れたりしてしまうと、強度も落ちますし、見栄えも悪くなります。
やっちゃえ。と思っちゃうかもしれませんが、丁寧な仕上がりを目指すなら、下穴用ドリルビットで道を作った方がいいです。
フレキシブルシャフトは、インパクトドライバーを入れて作業が出来なかったり、インパクトドライバーが邪魔してビットが届かなかったりする作業をするなら必要です。
ビスの選び方
ビスは必ず、固定したい材料を貫通して、固定材に届くものをえらぶこと。
当たり前ですが、ビスを準備する前に、材料の寸法を測っておくことが大切です。
短かったと思って、奥まで入れようとすると、穴が深くなってしまったり、材が痛んでしまいます。
長すぎると、ビスの頭が飛び出してしまったり、ビスの入れすぎると、固定材も貫通してしまう危険もあります。
必ず、適正な長さのビスを使うにしましょう。
作業手順と注意点
STEP1:ビットの取り付け、固定確認
インパクトドライバーのビット取り付け方法の基本は「差し込む→ロック→引っ張って確認」
- チャック(先端)を操作してビットを差し込む
- ロックが戻ったのを確認する
- 軽く引いて抜けないかチェックする
STEP2:材料の固定、下穴が必要か確認
端に近い、硬い木、細い木は必ず下穴を開けるようにしたほうがいいです。
せっかくの部材が割れてしまったら、戻すことはできません。
すこし面倒だと思うかもしれませんが、そのひと手間をかけられることがDIY職人なんだと思います。
そして、慣れないうちは、材料が動きやすく、斜め打ちになりやすいので、クランプなどで固定ができれば安心ですよ。
STEP3:低速でネジ山を噛ませる
うちはじめは、トリガーを少しだけ引いて、弱めに回します。
ネジが真っすぐ入るのを確認できたら、インパクトドライバーを手で押しながら締めていくと、ビットがビスから離れないのでスムーズに打つことが出来ます。
ちなみに、ここで斜めになったり、思いのほか硬かったりしたなら、いったん抜いてやり直しましょう。
STEP4:仕上げは締めすぎない
ネジ頭が沈みそうになったら、いったん止めて、確認してみましょう。
材料とビスの頭を平らにしたいなら、インパクトドライバーのトリガーを絞るように引いて仕上げ締めをしていきます。
失敗と対処方法
最初の頃、勢いよく回してネジ頭をなめたことがあります。そこで「最初は低速で噛ませる」を徹底したら、失敗がかなり減りました。
失敗:ネジ頭がなめてしまったら
- 原因:斜め当てやトリガー引きすぎてしまって高回転で締め始めてしまった場合が多いです。
- 対処:回すのをすぐに止めて、逆回転にして、なめたビスを抜いて、別のビスに交換しましょう。
- 予防:最初は低速で、ビスにインパクトドライバーをまっすぐ当てるようにしてください。
失敗2:木が割れた
- 原因:下穴なし、端に近い、ネジが太い
- 対処:割れが軽いなら木工用ボンド+クランプで固定(状況によります)
- 予防:下穴を開ける、端から距離を取る、ネジ径を見直す
失敗3:ビスが空回りする
ビスの頭が取れてしまった
- 原因:無理に締めたことでビスが材の中で折れた
- 対処:頭が取れたビスが取り出せれば取り外して、穴を埋めて別のところに再固定(状況によります)
- 予防:無理に締めない。
ビスが固定材に届かず固定されない、逆回転でも出てこない
- 原因:ビスの長さが足りず、摩擦が少ないから逆回転にしても出てこない
- 対処:入っているビスの先端をいらない木に押し付けながら逆回転させることでビスを取り出すことが出来ます。
- 予防:ビスの長さを変える。
失敗4:ネジが曲がる・折れる
- 原因:斜め打ち、硬い材料に無理打ち、下穴不足
- 対処:抜けるなら抜いて交換。ペンチを使って、ビスを回して抜く方法もあります。
- 予防:下穴、低速スタート、まっすぐ当てる
まとめ
インパクトドライバー使い方は、ビットを合わせる・まっすぐ当てる・低速で噛ませて仕上げは締めすぎないが基本です。これだけで、なめ・割れ・空回りがかなり減ります。
あわせて、切断が不安な方は手ノコのコツをまとめたので読んでください。失敗が減って作業がスムーズです。
▶︎ 【DIY初心者】手ノコギリでもまっすぐ切れるようになるコツ7つ
