「音楽なしの通勤・通学なんてつまらない!」——でも、違反して警察に止められたくない。
そんなあなたに“安全に音楽を楽しむ”新時代の選択肢を紹介します。
春、新生活が始まる4月。
自転車で通勤・通学する人にとって、イヤホンで好きな音楽を聴きながら走るのは日常の一部かもしれません。
しかし、令和8年(2026年)4月1日から自転車の交通違反に対する罰則が強化されることをご存じでしょうか?
「え、イヤホンで音楽を聴いたら違法なの?」
そう感じる人も多いですが、実は“すべてのイヤホン使用が違法”というわけではありません。
この記事では、
- 新しい罰則の内容
- 違法と合法の境界線
- そして、安全に音楽を楽しめるオープンイヤー・骨伝導イヤホンおすすめ6選
をわかりやすく紹介します。
耳をふさがず周囲の音が聞けるイヤホンならOK
結論から言えば、自転車に乗りながら音楽を聴くこと自体は「違法」ではありません。
「周囲の音が聞こえない状態」での運転が違法です。
出典:「自転車を安全・安心に利用するために」(警察庁)(https://www.npa.go.jp/news/release/2025/20250902001.html )
なので、以下のような条件を満たせば問題ありません。
- 両耳をふさがない(片耳または開放型)
- 周囲の車や人の音が聞こえる
- ボリュームを過度に上げない
そのため、オープンイヤーイヤホンや骨伝導イヤホンが注目されています。
これらは「耳をふさがず音楽を聴ける」構造で、令和8年の新ルールにも対応可能です。
罰則強化の背景と違法ラインを理解しよう
2026年4月1日から、自転車の違反に対する取り締まりが全国で強化されます。
特にイヤホン使用に関しては、「公安委員会遵守事項違反」として罰金の対象になります。
❌ 違法になるケース
- カナル型イヤホンで両耳をふさいでいる
- 音量が大きく、周囲の音が聞こえない
- 必要な音や人の声に気づけない
⭕ 違法にならないケース
- 骨伝導イヤホン・オープンイヤー型で耳をふさがない
- 片耳のみ装着
- 小音量で周囲の音が聞こえる
大切なのは、「耳が塞がっているか、いないか」が重要です。
“周りの音が聴こえる状態”であれば、警察に止められてもしっかり聞いてもらえると思います。
骨伝導イヤホン・オープンイヤーが選ばれる3つの理由
- 安全性:周囲の音(車・人・信号音)が自然に聞こえる
- 快適性:長時間つけても耳が痛くならない
- 法令対応:耳をふさがない構造で違反がない
さらに最近では、デザイン性・音質・防水性に優れたモデルも登場しています。
通勤・通学、ジョギング、通話など“ながら使い”にも最適です。
おすすめのオープンイヤーイヤホン3選
【Soundcore AeroFit】
Ankerの新世代オープンイヤー。
軽量で耳にかけるタイプ。
たった10分の充電で4時間も使えて、最大で42時間の使用が可能。
ハイレゾ再生かつ高音質コーデックLDACTMと3Dオーディオに対応。
IP55とAnker独自のSweatGuardTMテクノロジーで、汗や大雨、汚れをガード。
Bluetooth 5.4対応で、スマートフォンやタブレットとスムーズな接続が可能。
おすすめポイント
- 長時間装着しても痛くない
- 耳を塞がない。
- 10分の充電でも4時間の使用が可能
- IP55とAnker独自のSweatGuardTMテクノロジー
- ハイレゾ再生かつ高音質コーデックLDACTMに対応
- 3Dオーディオに対応
- Bluetooth 5.4対応で、スマートフォン等との接続がスムーズ
【SONY LinkBuds】
穴あきデザインの“本家オープンイヤー”
小型・軽量で耳にスッとフィット
通話品質も高く、テレワークやオンライン授業にも対応。
使用時間は最長17.5時間
イヤホン本体だけじゃなく、耳の周りの顔をタップすることで操作ができるワイドエリアタップ
本体タップ操作のみでSpotifyの再生やプレイリストの切り替えができるQuick Access(クイックアクセス)機能
周囲の騒音レベルに合わせて自動で音量を調節してくれるアダプティブボリュームコントロール
IPX4相当の防滴性能
ヘッドホンを外すだけで音楽が停止する装着検出機能
おすすめポイント
- ソニー独自の高音質
- 小型軽量で耳にフィット
- 耳を塞がず、環境音を自然に取り込み
- 使用時間は最長17.5時間
- IPX4相当の防滴性能
- 耳の周りの顔をタップすることで操作ができる
- Quick Access(クイックアクセス)機能
- ヘッドホンを外すだけで音楽が停止
- 対応コーデックはSBC, AAC
- スマート機能連携が豊富
【Shokz OpenFit】
骨伝導で有名なShokz(旧AfterShokz)の“耳をふさがない”ワイヤレスイヤホン。
ランナーにも人気のモデル。音漏れを抑えつつ高音質を実現。
たった5分間の充電で最大1時間使用が可能。最長使用時間は28時間
調軟質シリコンで実現したつけ心地のよさ
DirectPitch™で、完璧なバランスを実現した、プレミアムなオーディオ品質
IP54の防水性能
Bluetooth 5.2
おすすめポイント
- 安全×高音質の両立
- 5分間の充電で最大1時間使用が可能。最長使用時間は28時間
- 調軟質シリコンで実現したつけ心地のよさ
- DirectPitch™で、完璧なバランスを実現
- IP54の防水性能
- Bluetooth 5.2に対応
おすすめの骨伝導イヤホン
【Shokz OpenRun Pro】
骨伝導イヤホンの定番モデル。
独自の骨伝導技術と、耳の穴をまったく塞ぐことのないオープンイヤーデザイン
低音強化と10時間再生が魅力。
5分の充電で1.5時間使用が可能
自転車・ランニング愛好者の定番。
IP55防塵・防水
おすすめポイント
- 5分の充電で1.5時間使用が可能最長使用時間は、10時間
- IP55防塵・防水
まとめ:安全に楽しむために
自転車通勤・通学で音楽を楽しみたいなら、
「耳をふさがないイヤホン」を選べば違法ではありません。
令和8年4月から始まる罰則強化を機に、耳をふさがず音楽を楽しむスタイルに切り替えてみませんか?
そして、罰則強化されますが、それよりも日ごろから安全運転に気を付けて、あなた自身はもとより、交通事故の加害者にならないように気をつけてサイクリングライフを楽しみましょう。
あなたの通勤・通学が、もっと軽やかに、心地よくなるはずです。