普段自分が生活している場所と違う場所に行き、見たかったものを見たり、美味しいものを食べて、色々なことが経験出来る旅行は心をリフレッシュさせることが出来ますよね。
普段とは違う景色をのんびり見ながら、自分が住んでいるところとは違う雰囲気を楽しんだり、町を散策したりするのも楽しいですよね。
そんな旅行にもすき間時間はできると思いますが、皆さんは、そんな時どうしていますか?
スマホで時間をつぶしたりする方もいるのではないでしょうか。ただ、せっかく旅行に来ているのにスマホで時間を潰すなんてもったいないと思いませんか?
私はというと、旅行に行く時に必ず本を1冊は持っていきます。
旅行に行く計画をたてて、行き先が決まったら、その場所を舞台にした本や季節にあった本を選びはじめます。
持ってきた本は、新幹線やバス、車で移動する時や、ホテルや旅館で休んでいる時のちょっとした時などに読みます。
と言っても、旅先で読み終わらせようとしてしまうと、せっかくの旅行がもったいないので、移動時間やすき間時間などのあいた時間に読むだけです。
そうすると、後々持って行った本を読み返した時や手に取った時に、旅先で食べたものやその時感じたことを思い出すんです。
その本自体が旅の思い出になるんですよね。
旅行にどんな小説を持っていく
どんな本を持っていけばよいのでしょうか。
私がおススメしたいのは、旅をテーマにした小説や旅行先が舞台になっている小説か短編小説集など。
文庫本サイズがかさばらずに丁度よい大きさでおススメです。
手軽に読める短編小説集
ほろよい読書
5人の作家さんが描くお酒にまつわる作品を集めた短編小説の作品集です。
- 織守 きょうや・・・ショコラと秘密は彼女に香る
- 坂井 希久子・・・初恋ソーダ
- 額賀 澪・・・醸造学科の宇一くん
- 原田 ひ香・・・定食屋「雑」
- 柚木 麻子・・・bar きりんぐみ
おいしいアンソロジー ビール 今日もごくごく、喉がなる
44人の作家さんがビールにまつわる作品を集めた短編集。
1つの作品が2から11ページと短いのでちょっとしたすき間時間に読めるんです。
ただ、作品名のとおり、ビールにまつわる作品ばかりなのでどうしてもビールが飲みたくなってしまいます。
旅行先で見つけたご当地ビールやお気に入りのビールを手元に用意してから読むことをおススメします。
キス・キス
作者はロアルド・ダール
代表作は、ティム・バートン監督し、ジョニー・デップ主演で映画化された「チャーリーとチョコレート工場」の原作となった「チョコレート工場の秘密」
こちらは、11作品が収録されている作品集です。
読み終わった後の後味は「世にも奇妙な物語」のようにスカッとしない作品が印象です。
が、作品集なので、1作品ごとがそんなに長くないため読み易いです。
- 女主人
- ウィリアムとメアリー
- 天国の道
- 牧師の愉しみ
- ミセス・ビクスビーと大佐のコート
- ロイヤルゼリー
- ジョージー・ポージー
- 始まりと大惨事―実話―
- 勝者エドワード
- 豚
- 世界チャンピオン
異世界ファンタジー小説
旅のラゴス
作者は筒井康隆さん。ページ数は244ページ
感動と冒険が詰まった小説
十五少年漂流記
作者はジュール・ヴェルヌ ページ数は266ページ
タイトルとおり、15人の少年たちが漂流してしまい漂着したところは大陸なのか、島なのか。
今を必死に生き延びようとする少年たちの冒険小説。船や飛行機に乗る方にとってはあまり読みたくない作品かもしれませんが、冒険をするという点においては、旅行とつながる部分も多くあるのではないでしょうか。
少年たちの懸命に心を打たれる作品です。有名な作品なので読んだことのある方もおおいのではないでしょうか。