なぜ?ハチの巣がないのに家の木に蜂が集まってしまう。これが原因かも

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この記事では、巣もないのになぜ蜂が集まってしまったのか?その原因と対処法を紹介します。

朝、庭を眺めていたら、木に黒い何かが飛んでいるのが見えました。

なんだろうとよく見てみると、オオスズメバチが6~7匹、キイロスズメバチが3匹、アシナガバチが数匹飛んでいじゃないですか。

これが、ミツバチであれば、頑張れー!って温かく見守ることも出来たんですが、スズメバチとなると話は別。

距離を取っておけば刺されないって聞いたけど、万が一ってこともある。

それに、我が家は通学路に面しているので子ども達や近所の方が刺されてしまう前にどこかに行ってほしい。

しばらく様子を見ていたけれど、ずっと庭の木の周りをブンブン飛んでいて、居なくならない。

なんなら、どこからともなくまた一匹飛んでくる。

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蜂が庭木に寄ってくる原因

我が家では、以前からアシナガバチが庭の花壇の周りを飛んでいるのを見かけていました。

ただ、こっちから何かしなければ刺されることもなかったのとアシナガバチはそこまで怖くないので見つけたら近寄らないようにしていました。

が、今回はオオスズメバチやらキイロスズメバチも飛び回っています。

飛び回っている数も多い。

もしかして、今まで気付かないだけで、蜂の巣かあったのかな?と思って安全な所から探してみても見当たらない。

という事は、目的はこの木?

花が咲いているわけでないのになんでだろう?と調べてみたら集まる理由が見つかりました。

6月から9月ごろに集まる理由

この時期、生垣や庭木に蜂が集まる理由として多いのが樹液やアブラムシやカイガラムシなどが出す甘露をなめるために集まるようです。

酷いと一本の木にかなりの数が群がることもあるようです。

ただ、餌を集めるのが目的なので、基本的に巣を作るようなこともないみたい。

そして、刺激しなければ攻撃してこない!らしい。

そのまま放置しておけばどこかに行くようなので問題はないようです。

我が家に集まってきた蜂たちをよく観察してみると

集まってきた蜂たちは葉に止まって舐めるように顔を近づけて、少しするとまた別の葉に止まる。を繰り返していました。

どうやら、我が家に集まってきた蜂たちも、樹液や甘露を求めて集まってきたようです。

秋頃に蜂が集まる理由

秋に家の軒下などに蜂が集まっているのは

女王蜂を送り出した蜂たちがたまたま集まっているケースや

何らかの原因で巣が壊されてしまい、行き場所がなくなってとりあず集まっているケース

などがるようです。

こういった場合でもそのままにしておけばそのうちいなくなるようなので、刺激しないようにそっとその場を離れましょう。

対象方法:3つ

今回は、巣を作っているわけではなく、甘露や樹液を舐めに集まってきているようで、刺激しなければ攻撃はしてこないようです。

ただ、この庭木、道路に面していたり、子供たちも庭で遊ぶので、万が一刺されてしまったりしたら大変。

ということで、対処することにしました。

ハチをよく観察していると、樹液やアブラムシやカイガラムシなどが出す甘露をなめるために集まっているようでした。

となると、葉や枝を剪定したり、庭木自体を伐採したりするなど、集まる場所をなくさないと根本的な解決にはならないようです。

検討した結果、今回は木を伐採して、念のため、ハチが嫌がる匂いを使って遠ざけることにしました。

その1:庭木の伐採・剪定

かと言ってハチがいついなくなるかもわからないので、ひとまず、ハチ駆除スプレーを使ってハチを遠ざけることから始めました。

手順


  1. 離れたところから蜂駆除スプレーを噴射してハチを追い払う。
  2. 蜂が完全にいなくなったことを確認
  3. 木をのこぎりで伐採

今回使ったスプレーは、噴射距離が12mもあって安全なところからスプレーできるアース製薬の「ハチアブマグナムジェット

離れたところからスプレーすると大きなハチたちは木から逃げていくのが見えました。

20分ほど様子を見ていたけれど、ハチが戻ってくる気配がない。

手元にスプレーを準備しつつ、のこぎりで木を切ることに。のこぎりは慣れていないとケガをする恐れがあります。

不安な方は、コツを紹介した記事があるのでぜひご覧ください!

切っていくと、カイガラムシがたくさんいる!これが目当てでハチたちが寄ってきたのかなぁと考えながら、ギコギコ木を切りまくります。

木を切るのは10分くらいで終了!ハチも戻ってこない!

切った枝をゴミに出せるように束ねるところまでは順調だったけれど、最大の敵は

木の根っこでした。

そのまま放置しておくとシロアリが寄ってきたりハチが巣を作ることもあるので、取り除くことにしたけれど、根っこが四方八方に貼り巡っていて、簡単に抜くことができない。

重機があれば簡単に掘り起こせるんだろうなぁ。と思いながら地道に手作業で掘って、根っこを切って、切り株を蹴って隙間を作って、また根っこを切って、の繰り返してやっと取り除くことができたのが2日後

切り株の回収は私の住んでいる自治体ではしていなかったので、産廃業者に持ち込んで処分してきました。

その2:ハチが嫌がる匂いを使う

ハチが嫌がる匂いで植物にも安全な木酢液(もくさくえき)を使う方法

木酢液は、炭を作るときに採れる液体で、農作物の害虫予防や土壌の改善に使われたりと植物にかかっても安心

木酢液は焦げ臭いような酸っぱい匂いが特徴で、煙を嫌う蜂は木酢液の匂いを避けるみたい。

この木酢液を使って、庭やベランダなどのハチに来てほしくないような場所に吊るして使います。

木酢液の忌避剤作り方

  1. ペットボトルの上を切る
  2. 穴を開けて吊るす用の紐をつける
  3. 木酢液と水道水を混ぜてペットボトルに入れる

注意点

木酢液を使う場合、3つの注意が必要

  1. 木酢液の匂いは独特なので室内には使わない
  2. 時間の経過とともに効果が薄まるので、月に一度は新しいものと交換
  3. ペットに影響が出る場合も

犬や猫などは、匂いに対して敏感。人も強い匂いを嗅ぎすぎると気分が悪くなる場合もあります。また、風に乗って匂いがお隣の家に行ってしまうこともあるかもしれません。

木酢液を使ってハチを遠ざける場合は、広い場所や庭などの家の外で使う。風流れに気を付ける。万が一体調に異変を感じたら使用を中止して、症状がよくならない場合は、医療機関や獣医師に相談するなどして下さい。

その3:おすすめのハチ駆除スプレー

今回の蜂駆除に使った殺虫スプレーは、アース製薬の「ハチアブマグナムジェット」です。

この、ハチ駆除スプレーですが、実際に使ってみると噴射距離が12mとかなりの距離があるので安全な所から噴射出来て、しかもかなり勢いがありました。

そして、噴射時間も45秒と長い時間噴射出来たので、これ一本で庭木全体に使うことが出来たのも助かりました。

ただ、もしかしたら45秒で足りなかったらと思い、今回は3本準備しました。

1本は庭木の蜂駆除、もう2本は、庭木の伐採中に万が一蜂が戻ってきてもいいように手元に置きながら作業をしました。

今回は、近所のホームセンターに行きましたが、他のメーカーのものを含めて3本しか売っていませんでした。

やはりこの季節はハチが多いようで、在庫が無くなることもあるようです。

今回はたまたま購入出来ましたが、いつ必要になるかわからないものなので、こういうキケン生物に対するものは事前に買っておくべきだったと思います。

もし、備えていないようであれば、事前に購入しておくことおススメします。

ハチアブマグナムジェットを選んだ理由


  1. 最大噴射距離が12mなので安全な場所から使える
  2. 速効性、致死効果に優れた有効成分が配合されている
  3. 噴射時間が45秒と長い
  4. 約1か月の巣作り阻止効果がある

プロの駆除業者への依頼

今回は自分で何とかできましたが、万が一刺されてしまうとアナフィラキシーショックなどを起こし、命にかかわることもあります。

蜂防護服の貸出をしてくれる自治体もあるようですが、私の住んでいるところは貸出をしていないようでした。

と言っても、蜂防護服をキチンと着れなければ刺されてしまうこともありますので、無理をせずにプロに一度相談する事をオススメします。

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この記事を書いた人
りんた

地方の田舎に暮らす旅行と本と文房具を愛する夫婦ブロガー。夫は、危険物取扱者・第三級陸上特殊無線技士・熱中症予防管理者・小型車両系建設機械技能講習修了者。このブログでは、私(りん)をメインに、防災や夫婦ネタ、読書や文房具等の情報を発信しています。

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