赤ちゃんや小さいお子さんがいると掃除のタイミング難しくないですか?
我が家も赤ちゃんが生まれるまでは、ずっと掃除機を使ってきました。
ですが、我が家の赤ちゃんはとにかく音に敏感で、やっと寝かしつけてもちょっとした物音で起きてしまうので掃除機だとなかなか掃除をすることが難しい。
掃除が出来るのは、日中に赤ちゃんが起きているあいだだけど、なかなかそこまで手が回らない。
フローリングワイパーを使ったりもしましたが、床に落ちた柔らかくしたご飯や食べ物を潰して伸ばしてしまって逆に手間がかかる。
仕事から帰ってきた旦那も積極的に家事を手伝ったりしてくれましたが、夜は掃除機を使うのも迷惑になるよね。と。
相談した結果ほうきを使ってみようということになり
実際に使ってみたらよい事ばかりでもっと早く使えばよかった。
と思えるくらい。
この記事では、実際に使ってみて分かったほうきの良さを紹介しています。
6つの理由
ほうきなら、節約・節電にながっていつでも手軽に掃除をすることが出来て、掃除の手間が増えないんです。
節約・節電につながる
ほうきってきちんと使えば何年も使う事が出来るってご存じでしたか?
我が家がほうきを買ったのは6年ほど前。
掃除機だとそこそこの出費になってしまいますが、ほうきはこだわらなければ100均などでも購入できます。
ただ、家の中で使うほうきは、床を傷つけないためにも、箒草か棕櫚を使ったものがおすすめ。
我が家もずっと買い替えたりすることもなく使っています。
フローリングワイパーだと交換用のシートを買ったりしなければなりませんがほうきなら買う必要はありませんよね。
掃除機だと電気を使いますが、ほうきなら電気を使う事もありません。
節約・節電と思っても、たいした金額じゃないと思うかも知れませんが、少しの積み重ねが、結果につながるのが節約・節電なので、効果バツグンです!
いつでも手軽に掃除ができる
ほうきなら掃くだけなので、周りに気を使わなければならないほどの音は出ません。
子供がお昼寝している時も夜にも掃除ができるのはありがたい。
生まれたばかりで、夜中に授乳をしていた時は、常に寝不足でした。
掃除しなきゃ・・と分かっているけれどなかなかそこまで出来なくて、イライラしてしまう事もありました。
けれど、旦那が仕事から帰ってきてからや、休日に私と赤ちゃんが寝ているタイミングで掃除をしてくれることがあって本当に嬉しかったのを覚えています。
いままでなら掃除なんてパパっとしいたけれど、赤ちゃんがいるとなかなかそこまで出来なくなってしまう。
旦那も疲れているだろうにな。気づかってくれてありがとう。と嬉しかったです。
ご飯粒を潰さないで集められる
小さいお子さんってハシやスプーンがうまく使えなくてご飯をこぼしがちですよね。
うちも食事のあとは床にご飯粒やパンの食べかすがかなり落ちています。
そのご飯粒を掃除機やフローリングワイパーで潰してしまうとなかなか取れないんです。
ほうきで掃くとご飯粒は潰すことなく掃除することが出来るので掃除の手間が減らすことが出来るようになりました。
おもちゃの部品やブロックが無くならない
掃除機で掃除していると、いつの間にかなくなっていくおもちゃの部品たち。

掃除機をかける前によく確認したはずなのに、ソファーの下や柄物のカーペットに落ちているのを気付かずに吸い込んでしまってなくなってしまうんですよね。
ほうきだと、「掃く」→「ゴミを集める」→「ちり取りでゴミを捨てる」ので、見つけることが出来て、なくなりにくいです。
小さい部品ってなんで家具の下の少し奥のほうに入っているのか。不思議ですよね。
狭いところの埃もしっかり掃き出せる
洗濯機と壁の間、トイレと壁の間だったり、フローリンワイパーや掃除機のヘッドが入らないところが家には意外とありますよね。

そして、そういうところにホコリやゴミが溜まっていってしまいます。
そんな場所にも、ほうきならスッと入れてサっサっと掃き出すことが出来ます。
掃いてるだけでなのにフローリングが輝いてくる
フローリング床のメンテナンスの一つに定期的にワックスを塗ることがありますよね。
ワックス塗るためには、古いワックスを剥がして、新しいワックスを塗って乾くまで近づかないようにと。とても手間がかかります。
ですが、ほうきで掃除をしているとワックスを塗ったような光沢が出てくるんだそうです。
なぜかというと、「棕櫚(しゅろ)ほうき」に使われている、棕櫚には天然油分が含まれていて、ワックスのような効果で光沢がでてくるといわれています。
私は、棕櫚ほうきではなく、ほうき草のほうきを使っていますが、フローリングに光沢がでてきたような感じがします。
ということは、棕櫚(しゅろ)ほうきを使うともっと光沢がでてくるのではないでしょうか。
ほうきを長持ちさせる保管方法
ほうきを長持ちさせるには、穂先にクセを付けない事。

床に直に立てたまま保管していると、穂先に変なクセがついてしまい、しっかりと掃き出すことが出来なくなってしまいます。
長持ちさせるには、壁にかけるなどして、穂先に変なクセがつかないようにしましょう。

使うたびにフローリングが生き返るおすすめのほうき
フローリングをキレイに保つには定期的に床用ワックスを塗っている方もいると思いますが、かなりの重労働なんですよね。
私も以前は年に1から2回ワックスを塗っていましたが、ほうきを使うようになってからワックスを塗らなくても光沢が出てくるようになってきたので塗るのをやめました!
もう一つ、フローリングで気を遣うのが傷を付けないようにすることですよね。
傷が付きにくいおススメのほうきは主に2種類。(しゅろ)を使った「棕櫚ほうき」とほうき草を使った「ほうき」です。
棕櫚(しゅろ)ほうき
弾力があり柔らかいので床を傷つけにくくなっています。
棕櫚には天然の油分を含んでいるということで、棕櫚ほうきで使い続けていくとフローリングにツヤが出てきます。
掃くだけで、ワックスを塗ったような光沢が徐々に出てくるので、ワックスを塗っている方にはおススメかもしれません!
ほうき草ほうき
ほうき草は、程よい硬さがあり、しっかり掃き出すことができるので、畳やフローリングなど家の中のさまざまな場所の掃除に適しています。
ほうきの穂先はこうなっている
ほうき草で作られているほうきの穂先は下の様になっています。よく見て見てみると、細い枝で出来ていて、柔らかすぎず、しなやかで弾力があります。
この穂先がフローリングの継ぎ目や溝に入っているゴミや髪の毛、ホコリや砂などを絡めとって掃き出してくれるんです。

コツとして、掃くときにほうきを強く押し付けてしまうと、穂先を痛めてしまったりゴミが舞い上がってしまうので優しく撫でるように掃いてみてください。
ほうきの豆知識
ほうきは、掃除の道具以外にも神聖なものとして考えられ、神様が宿るといわれています。
おまじないのひとつに、早く帰ってほしい長居するお客さんがいる時は、ほうきを逆さに立てると帰ってくれるというものがあります。

箒は掃除の道具としてだけでなく、古くから神聖なものとして考えられ、箒神〔ははきがみ〕という神様が宿ると言わています。箒神とは、産神〔うぶがみ〕(出産に関する神)の一つです。掃く、掃き出すという行為が、出産と結びつき、妊婦のおなかを新しい箒でなでると安産になると言われたり、玄関に逆さに箒を立てることで、長居の客を帰す(家から掃き出す)というおまじないもあります。また、神聖なものですから、またぐと罰が当たるという言い伝えもある、なんとも神秘的な背景を持つ道具です。
引用元:日本文化いろは辞典
次の記事では夫婦で一緒にお酒を飲むようになってから感じたことをまとめた記事です。
ぜひ読んで下さい